思うこと

【商品レビュー】あした死んでもいい片づけ 実践! ―覚悟の生前整理

「あした死んでもいい片づけ 実践! ―覚悟の生前整理」を読んで、生前整理はまだまだ先って思っていましたが、そうじゃないんだーという気づきや学びが多い本となりました。

 

本日は「あした死んでもいい片づけ 実践! ―覚悟の生前整理」の読書感想です。

 

それでは、いってみましょう〜♫

 

「あした死んでもいい片づけ 実践! ―覚悟の生前整理」とは?

 

この本のことは知っていましたが、タイトルだけ読んでスルーしていました。

けれども、信頼している人の口コミというのは大きいもので、ナナホシさんに教えてもらって読んでみたら面白かったです。

 

どんな風におもしろかったのか、ざっくりとした内容からご説明します。

 

 

タイトル通り、ズバリ!「明日死んでも後悔しないような片付けをしておきましょう」ってことです。

究極の片づけということになります。

 

 

でもどうやってやるのか?

  • 時間を区切る。それ以上はやらない。
  • スケジュールを定める。
  • スケジュールに沿って進めていく。

 

片づけのルールもありました。

 

片付けの3つの基本

  1. 30分だけの片付け(タイマーを使って時間厳守)
  2. することは抜くことだけ(整理整頓はずっと先)
  3. 人の物には決して手をつけません(お約束事です)

 

引用:あした死んでもいい片づけ 実践! ―覚悟の生前整理 p44

 

2番目にある「抜く」っていうのは、不要なモノを抜き取る感じです。

 

この考え方は整理収納の整理の考え方と同じです(整理についてはまた後日記事にしますね)

 

 

抜いたものは、譲ったり、売ったり、支援物資、捨てるという4つの行き先に仕分けましょうってことです。

 

 

「あした死んでもいい片づけ 実践!」のここが好き! ①片付けは過去との決別

第1章の8項目目にある「片付けは過去との決別

このタイトルだけで、「そうそう!」と納得。

 

私も思い出のモノや趣味のモノがなかなか捨てられませんでした。

私のケースをご紹介します。

<ケース1>

ブカブカになったけど、お気に入りのメーカーだし、壊れてないしでずっと持っていたローファー。

→ブカブカだから、履く機会がなくて結局捨てました。

 

<ケース1の決別>

ローファーを買った若い頃、オシャレが好きで、好きな服ばっかり買って楽しかったこと。

ブランド物が全てで、自分の着たい服というより、流行っているから着るとか周りの目を気にして買っていた過去の自分と決別できました。

 

<ケース2>

こんなに沢山のあってどうするの?っていう位のラッピングペーパーやシール、スタンプ、マスキングテープ類。

→趣味が少し変わったので、たくさん必要なくなったのと、ときめかなくなったので売ったり、譲ったりで減らしました。

 

 


<ケース2の決別>

最初は躊躇しました。マスキングテープなどはかわいい柄を見つけると、すぐに買いたくなっていました。
友達に譲っても、「こんなにたくさんはいらない」と言われました。思い切って、マスキングテープをいくつかセットにして売りました。売った後、どうってことなかったです。今までと何も変化ありません。悲しい気持ちや惜しい気持ちもありません。よく考えると、「買った」ことで満足していたこと。マスキングテープを所有したい。所有欲だったんだと気づきました。
大量に趣味の物を持っていた過去の自分と決別できました。

以上が私の経験での気づきです。

 

「人は変えられないけれど、自分を変えられることはできる」とよくいうものです。

 

新しい自分、もっと素晴らしい自分を手に入れる為には、過去の不要な自分を手放さないと、素晴らしい自分になる為もチャンスやモノ、コトを掴むことができないな〜と実感しました。

 

「あした死んでもいい片づけ 実践!」のここが好き!②紙類を分別する

第3章の15項目にある「紙類を分別する」という項目で、、

A4封筒を一部カットして必要書類をファイルする方法

が紹介されていたのが目から鱗でした。

 

 

紙類は苦手なアイテムの一つです。

ファイリングが苦手なので、頂いたプリントは不要なものは速攻捨てる。

学校関連のプリントも、必要事項や行事は手帳やカレンダーにそれぞれ書き、1ヶ月分はマグネットボードで保管しています。

 

けれども、習い事関連、税金関連、契約関連、保険の保険証書などはファイリングしていますが、かさばります。

ファイリングは重要ですが、ざっくり収納するスタイルはないかなーと思っていたところで、これを知れたので嬉しかったです。

 

紙類以外では、娘の工作や、きせかえなどの紙遊び類や、字の練習のプリント類、雑誌の切り抜きなど、、、

 

今までクリアファイルで保管していたものをこのA4封筒保管にすることで、取り出しやすくなりそうです♫

 

封筒保管することでファイリング用のグッズを買わなくて済むし、ファイリングのスペースも空くので、狭い家のわが家にはちょうど良い方法でした。

 

「あした死んでもいい片づけ 実践!」のここが好き! ③片付けの期限を決める

第5章、10項目目にあった「片付けの期限を決める」

超短期間は、疲れるし、無理があるのでリバウンド率が高いです。

かといって期限がないとダラダラしてしまいます。

 

著者は1年以内の期限を提唱されていました。

生前整理なので本気のやつだから、1年以内なんだと思います。

 

私は、ライフスタイルやライフステージによって片づけに費やす時間がバラバラなので、期限は決めた方がいいと思いますが、1年以内とは思っていませんが、早ければ早い方がいいなとは思います。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?

お母様を看取った、著者が感じた生前整理の大切さ。最小限で生活する心地よさや、いろんな物の手放し方や物の価値観などが綴られた、濃い内容でした。

 

 

「本気の片づけ」を早いうちにしておくことで、不要な考え、モノ、全てを抜くことで、本当に大切なモノや、大切なことを見つけることができることを感じました。

とはいえ、アラフォーの私には、生前整理をして必要最小限の生活を目指すというよりは、もう少し人生を楽しみたい部分もあるので、この本を参考にしつつ私の理想の暮らしとは何か?を考えてみたいと思います。

 

 

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midori
福岡在住。8歳児のワーママ すぐに散らかす、落ち着きない、忘れっぽくて、いろんなことに興味あり!でも、飽き性。 こんな私ですが、捨てたら生きやすく、暮らしやすくなりました! 片付け、捨て方、時短、子育て、など、良いなと思ったことや、感じたことを発信しています!どうぞ、よろしくお願いします。 保有資格:整理収納アドバイザー1級、整理収納教育士