1年生になったら、ピアノを習いたいとのことで、ピアノ教室を探し中です。
ピアノ教室選びやどんなピアノを購入した方が良いのか?などわが家の場合をお話ししたいのですが、まずはピアノを習うのにどんなメリットがあるのか?またデメリットはあるのか?を主観ですがお伝えします。
わが家のように、小学校入学と同時に、ピアノ教室に通おうとお考えの保護者の方に役立ってもらえたら嬉しいです。
こちらの記事はシリーズものです。次の記事にピアノ教室やピアノ購入についてお話します。
それではいってみましょう!!
未就学児〜低学年の間にピアノを習う5つのメリット
わが家の場合、本人がピアノのことを知り「習いたい」と申し出たのがきっかけ。
バレエ教室が年長で終わりなので、入れ替わりでピアノ教室を習うことにしました。
一番大切にしたいのは、子どもが「やってみたい」と思う気持ち。楽しんでくれたらいいなと思います。
ピアノ教室にはいろんな効果があり、5つのメリットをご紹介します。
メリット1. ピアノを習うと音感が鍛えられる
絶対音感は聞いたことがあると思います。
絶対音感というのは耳にした音が「ドレミファソラシド」のどの音か認識できるものです。生まれ持ったものでもありますが、6歳までに音楽を習っていれば身につくことができるとも言われています。(ヨコミネ式の幼児教育法で学べます)
次に相対音感というのは、基準となるひとつ音に対して他の音の高低を識別できる能力です。
例えば先生が3小節ほどランダムにピアノを弾き、最初の音が「ド」と伝えるだけで、そのあとの音が何の音なのかわかる能力になります。音を聴いて楽譜が書けるようになる。これが鍛えられます。
相対音感というのは人間が本質的に持っている能力で、相対音感を伸ばすには早い時期からピアノを習っておくことが良いでしょう。
相対音感が鍛えられると、リズムにのれる。より音楽を楽しむことができます。
楽譜は世界共通。言葉が通じなうても、音楽で通じる。感じることができます。
メリット2. ピアノを習うと脳に良い
両手でピアノを弾くので、右利きの娘は左手を使う機会が増え、右脳に良いという勝手な解釈をしています。
実際に調べてみると、東大生にピアノ経験者が多いということもわかっています。東洋経済>>東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由
その他にも、脳科学者・澤口俊之先生の記事にも脳科学的にピアノが良いという理由があります。>>脳科学者・澤口俊之が「ピアノが脳にいい!」と断言する理由
人間性知能(HQ)がダントツに向上するのだとか。左右の脳のバランスも良くなるようです。すごい!
メリット3. ピアノを習うと知的好奇心を育てる(情操教育に良い)
知識を詰め込むばかりではなく、感情や情緒を育み豊かな心を育てます。
子どもが自分で感じて、考える力が育まれるのでこれからの教育にとっても大切なことですよね。
学習指導要領の改訂により、授業時間数は増加、外国語教育の充実をはじめ授業内容も見直しが行われています。
…児童の発達の段階や特性等を踏まえつつ,次に掲げることが偏りなく実現できるようにするものとする。
1.「知識及び技能が習得されるようにすること。」
2.「思考力,判断力,表現力等を育成すること。」
3.「学びに向かう力,人間性等を涵養すること。」
>>(新学習指導要領案/p4総則より引用)
わかりやすい記事>>3つのキーワードで新学習指導要領案を見る!〜「学びの質」に大きくシフトして必要になるものは?
簡単に言うと、勉強では学べない心を安定、豊かにする人間力を育てます。
メリット4. 人前で発表する経験が増える
ピアノ教室に通うと年に1回は発表会がある教室が多いです。
かわいいドレスを着て、舞台の上で演奏します。
とても緊張するでしょうが、多くの観客から拍手喝采。
普段、なかなか経験できないことです。
緊張する自分、緊張して失敗してしまったり、完璧な演奏ができたりと、その時々で違うでしょうが、どちらにしてもとても良い体験になります。
私自身3歳から中2までエレクトーンを習っており、同じ経験をしました。
発表会では緊張しすぎていつもどこかでしくじっていた私。緊張しても完璧に演奏できた時の喜びは忘れられません。練習を重ねて自分で頑張ったという達成感も味わえました。
だから、私が体験して良かったことを娘にも味わってほしいなと思ったのです。(結果はどうなるかわかりませんが。。)
人前で発表することは大人になっても緊張することですが、いろんな本にもありますが、場数が増えれば慣れてきます。娘にも慣れてほしいという思いがあります。
メリット5. 学校以外のお友達が出来る
私がすごく大切にしていることは。いろんな場所にお友達がいることです。
学校以外の場所で友達がいることがすごく大切。
例えば、あるコミュニティでトラブルがあって傷つき、所属するのが辛くなったとしても別のコミュニティがあるので、傷が深くならずに済むというメリットがあります。
それに、離れることで客観視でき次からは同じようなことが起きないようにするにはどうすればいいか?を冷静に考える心の余裕も生まれます。
だから、娘には学校生活だけが人生ではないということを知ってほしいのです。
その為には、習い事という楽しい学びの場でお友達が出来るということはとても大切。
これはピアノ教室に限らず、習い事全般にいえることですね。
ピアノを習うのにデメリットはあるのか?
次にピアノ教室に通うデメリットを考えてみました。
ピアノ教室によってカリキュラムなどが違うので、それについては触れていませんが、ざっくりとこんなデメリットがあるのではないか?と考えたものをまとめてみました。
ピアノ教室のデメリット1. 先生との相性
小さい頃は大人と違って、小さなコミュニティの中で子が育っていきます。
子どもは純粋なので、良い指導者と出会えば子どもの良さを引き出してもらえるし、逆に相性が悪いと嫌な思い出ばかりになってしまいます。
いくつかのピアノ教室の体験をさせて、どの先生がわが子と相性が良いのかを見極めるのは大事でしょう。
先生との相性が悪いと、「ピアノが嫌い」ということになりかねません。
ピアノ教室のデメリット2. 教室を選べない
住んでいる地域によってはピアノ教室が、近隣の地域では一つのピアノ教室しかない。ということも出てくるでしょう。
また、将来的には子ども一人で通ってほしいと思っているなら近場のピアノ教室になるので、上記のように先生との相性が悪いとすぐに「通いたくない」となるかもしれません。
教室の質やレッスンカリキュラムも吟味できないというのはデメリットの一つと言えます。
希望の時間にピアノ教室に通えない
ピアノ教室は個人レッスンのところが多いので、希望の時間にレッスンできない場合が多いです。
共働き世帯の場合、レッスン時間は重要。
希望の時間がなければ、休日の土日に合わせるしかないこともあり、そうなると休日に遠出などのお出かけに制限がかかり、フリーな日を設けることが難しくなってきます。
春休みが終わる進級時期に習い始めると、希望の時間帯に習える可能性も高くなります。
終わりに
習い事の一つにピアノ教室をお考えの保護者のみなさま。
私個人の意見がたっぷりつまっている内容となりましたが、いかがでしたか?
親がピアノ経験者なら、その経験を踏まえて習い事の一つにピアノ教室は良いかもしれません。
言葉巧みに子ども操作し、親の希望の習い事に通わせるのではなく、子どもが「やってみたい」という好奇心で習うのが一番良いです。
「やってみたい」が前提の上で、メリット・デメリットを親が把握しておくというのが大事ではないでしょうか?
長くなりましたが、最後まで読んで下さってありがとうございました( ´ ▽ ` )
ではまたー♫
https://simplekurashi.info/blog/parenting-pianolesson2/