ひぐまあさこさんの「もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事」がおもしろかったので、本の感想と働く母である私が取り組めることを考えてみました。
ひぐまさんは3人のお子さんを持つ、お母さんです。
本日はひぐまあさこさんの「もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事」を読んだ感想と、働くお母さんでも真似できる部分や、ワーママの私ならこうすればいいのではないか?と思ったことをご紹介します。
それではいってみましょう〜♪( ´θ`)
もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事 -家事力をぐんと上げる93のヒント- (正しく暮らすシリーズ)
Contents
「もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事」は昭和のお母さんなのだ。
もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事 -家事力をぐんと上げる93のヒント- (美人開花シリーズ)の感想 -> 実行していることだから説得力あり!です。 -> http://t.co/8tXIsKh22E
— みんなの掲示板 (@myomotot) 2015年1月6日
本の内容は以下の7つの章で構成されています。
- たべること
- おうちをととのえること
- からだをととのえること
- そだてること
- つくること
- ひととつきあうこと
- きせつをたのしむこと
本を読み終えた後は、なんだかほっこりし、穏やかな気分になれました。
どうしてかな?っと考えてみると、アラフォーの私が小さい頃に観たホームドラマに出てくるような、家の中を切り盛りする昭和のお母さんを思い出しました。
昭和のお母さんとはどんな感じでしょう。
サザエさんに登場する「フネさん」が昭和のお母さんという感じに思えます。
簡単にいうと、夫のいう通りにすることが妻の勤めみたいな考え方。
戦前の教育の影響を受けていると思われ、夫唱婦随(夫が言い出し妻がそれに従うという関係で、夫婦が非常に仲良しな状態)で、団塊世代以上のご夫婦に多いように思われます。
ひぐまあさこさんが、サザエさんに登場する「フネ」さんかというと、違うように感じますが、家族のあり方、考え方としては似ている部分はあるのではないかと感じました。
夫婦共働きが当たり前の時代、独身者やディンクス(夫婦子ナシ(子を持たない)の増加、セクシャルマイノリティが認知されてきたことに伴い同性婚など、家族のあり方、夫婦のあり方自体が昔と大きく違っています。
何が正しくて、何が違うのか?違っていたらいけいないのか?正しくないといけないのか?
個人の発言にさえも、慎重にならないといけない世の中になってしまいました。
なんだか、ピリピリした感じですよね。
そんな中、「もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事」を読んだだけで、丁寧な暮らしに、なんだか昭和な感じが漂っていてホッとしたんだと思います。
ていねいな暮らしは、働く母にはマネできない
【もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事 -家事力をぐんと上げる93のヒント- (正しく暮らすシリーズ)/ひぐま あさこ】真似はできないな、とは思いつつ。この手の本には珍しく、嫌味がないというの… →http://t.co/hPbwX3fYX0 #bookmeter
— ダマダマ (@mdamamy) 2015年5月21日
けれども、読み終えてふと思いました。
本のタイトルにある「もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事」の「少しだけていねい」と思っていましたが、私からすると、ひぐまあさこさんの暮らしぶりがとても丁寧な暮らしに見えて、とてもマネできないなと。
でも、子どもに対する考え方には共感する部分と学びがありました。
体に良い生協の食材や、ごちそうご飯、毎日の手作りご飯や手作りダレ、手作りのおもちゃに手作りの親子お揃いのお洋服、子ども勉強計画表、手作りのお菓子などなど、憧れる部分もあるけれど、フルタイムで働いている私には負担が大きくて、少し気後れを感じてしまいました。
「もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事」を読んでワーママが今すぐできること
ていねいな暮らしは、専業主婦だからできるんだろうなと決めつけていました。
(働いていることを言い訳にしています。はい。ごめんなさい。反省(u_u)
でも、きっと、ひぐまあさこさんなら、どんな状況でも自分らしい暮らし方ができるはず。
そういう自分軸を持ってらっしゃる方なんだろうなと本を読んで感じました。
丁寧な暮らしぶりに、気後れを感じつつも、今の自分にできることを少しやってみること。
本にあるように、人と比べず「私は私なのだ。」と思えればいいんだと、前向きに捉えることができました。
そこで、働いているお母さんでも、すぐにできることで私がやってみたいなと思ったことをまとめてみました。

牛乳パックを活用
すでに、活用されている方もいらっしゃるかもしれません。
ナマモノを切る時に使い捨てができる、サブまな板として活用したり、揚げ物を揚げた時のバットしてや、古い油を捨てるのに使っていると活用されていました。
今まで、私は古い油を捨てたり、引き出し収納の仕切りとして利用していましたが、早速サブまな板として使ってみることにします。

子どもとの言葉のやりとり
5歳の娘にもできる、手紙で気持ちを伝えること。
「もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事」では、思春期の年頃の子に言葉で伝えても、不機嫌になってしまうことを、手紙で冷静に指摘したりする方が伝わるそうです。
確かにそうだなったと。手紙の方が後からじわ〜とくるものですね。

新聞で活字に親しませる
正確で、正しい情報を入手することができるので、良いなと思います。
最近、テレビをリビングから撤去し、押入れにしまっているので、新聞を購読することを試してみたいと思います。
新聞を娘に読み聞かせて、コミュニケショーンが深まったり、考える機会が増えるので、いいことですしね。

ゴミ拾いをする
街の清掃活動。自主的に行うボランティア活動です。
そういえば、私が思春期の頃に、父の気まぐれで私と母と3人でゴミ拾いを何度かしたことがありました。
家の周辺をぐるっと1時間か2時間かけて、ゴミ拾いしていました。
始めは、「恥ずかしい。やだ」という気持ちでしたが、やり終えると清々しい気持ちになったことを思い出しました。
娘にもこの経験を味わって欲しいなと思います。
私がまずやってみたいことはこの4つです。
すぐにできることなので、娘に手紙を書くことや、牛乳パックをカットしてサブまな板用に保管することなど早速試してみたいと思います。
まとめ
他にもいろいろあり、全部で93のヒントがあります。
できる主婦の方からすれば、「普通の主婦の仕事」と思われるかもしれません。
団塊世代以上のご婦人方からすれば、「昔はみんなこうだったわよ」なんて言われるかもしれません。
でも、今の世の中こんなにていねいに暮らせている人は少ない方だと思います。
私のように、仕事や育児に必死の方で、時短料理、時短家事、効率よく、生産性を高める家事を目指している人には、この本を読んで一度立ち止まってみるとホッと優しい気持ちになれ、少していねいにしてみようかな?という部分を見いだすことができると思います。
忙しい日々を少し中断し、穏やかな自分になれる本でした。
本日は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました.
それでは、また〜( ´ ▽ ` )/
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もっと楽しく、少しだけていねいなお母さん仕事 -家事力をぐんと上げる93のヒント
