わが家は3LDKの築古中古マンションです。
63m2の広さなので、各部屋が全体的に今の新築のマンションに比べてコンパクトになっています。
狭いながらも快適に暮らす為に日々、色々と試行錯誤しているところです。
断捨離をすすめていくうちに、「狭い家だから不便、もっと広い家に引っ越せば解決する」と思っていた気持ちが、だんだん消えてきました。
本日は私が思う、狭い家の工夫についてです。
それではいってみましょう〜♫
そもそも、理想的な部屋の広さってどれくらいか?
住まいの広さはいったいどれくらいが理想的なのでしょうか?
家族構成やライフスタイルによって異なりますが、私はマンション暮らしなのでマンションの場合で考えてみます。
平成23年3月に国土交通省より公表された住生活基本計画(全国計画)の「居住面積水準」というものによると、4人家族で95m2、新婚夫婦で55m2程度が理想が理想のようです。
4人家族の基準は夫婦+子ども2人(10歳以上)の場合です。
うちは3人家族で、子どもが小さいので今の部屋の広さで十分ですが、居住面積水準で見ると、75m2が理想のようなので、将来的には3人暮らしでも狭いということになります。
上記の表はあくまで目安として、参考としてご紹介しましたが、みなさまのお宅はいかがでしたでしょうか?
居住面積水準の広さが必要な理由
居住面積水準は確認できました。いかがでしたでしょうか?
「基準以下の広さだから、うちはモノが収まらない」
「基準に近い家を買うようにしよう」
など、居住面積水準の広さを基準にご自身のお住いの家の広さと比べたり、新しく引っ越す家はこれくらいにしようと考えたりすることができたと思います。
では、なぜ居住面積水準の広さが必要なのでしょうか?
日本経済新聞にこんな記事がありました。
日本人ひとり当たりの所有物の数は約1万個だが、モンゴル人は約3百個だという。おそらく多くの日本人は、本当は要らない物に囲まれて、窮屈に暮らしている。
日本経済新聞の記事はこちら
一人の数ですからね。多いですよね。
モンゴル人は遊牧民なので、年に数回は引っ越すそうです。そのため、引っ越しの為に暮らしに必要なものを厳選して所有しているんだと思います。
一人あたり1万個も所有しているなら、居住面積水準にある広さが必要になってくるという訳でしょうね。
理想と現実は違う 狭い家だからこそのメリットがある
とはいうものの、立地や予算によって理想通りいかないこともあります。
わが家の場合は特になにも考えず引っ越しました。。。笑
その時に住んでいた新築1LDKの家賃位の値段、校区はそのまま、風通しがいいのと日差しがいいという点が引越しの決め手になりました。
そこまで下調べもせず、竣工日が主人の誕生日だったこともあり、運命を感じた主人が「ここがいい」と言ったので決定~。
住んでみると、ご近所さんに大変恵まれたのもあり、快適に暮らしております。
今は引っ越したくないくらいです。部屋が狭いからアウト!という訳ではありません。
狭い家にどんなメリットがあると思いますか?いくつか考えみました。
狭い家だと断捨離する気持ちになるのが早い
例えば、必要と思い購入したのに、はじめに使っただけでずっと使っていない便利グッズや便利家電、溜まっている洋服などがあるとします。
広い家だと「納戸」という便利スペースがあるので、不要なモノは放り込めばOK。
どんどん納戸へ不要なモノが溜まっていくだけです。
納戸に収まらないと、収納家具を購入して解決!
気づけば、いつの間にかモノが増えて家を活かせていない。こんなケースはよくある話です。
部屋が広いことによって、使っていないモノを整理せずに、いろんな所にただただ置いているだけなら、せっかくのおうちなのに、もったいないですよね。
でも、狭い家ならスペースが限られているので散らかるのが早いのです。
そのため、断捨離しようとする気持ちになるのが早いんです。
捨てる意識が高くなるのは狭い家ならではのメリットでしょうね。
狭い家だと買うモノを選ぶようになる
捨てる意識が高くなってくると、買う意識も変わってきます。
例えば、魅力的な商品に出会った場合。
広い家なら置き場所があるので、「欲しい」気持ちが優先して、「とりあえず買う」という方や、「安いから」という理由で「このチャンスを逃してはいけないと思い買う」という方も置き場所など考えずに気軽に買います。
でも、狭い家だと魅力的な商品に出会っても、「どこに置くか?」「本当に必要なモノなのか?」「汎用性があるか?」などを考えるので、衝動で買うのを防げますし、考えて買えるようになるので、無駄買いが減り賢いお金の使い方ができます。
狭い家の方が工夫することを意識し、暮らしが整い、心が整うような気がします。
それでは次に、狭い家で気持ちよく暮らせる3つの工夫を考えてみました。
狭い家の工夫 1.モノは少なめを心がける
理想どおりの間取りでなく、理想よりも狭い家の場合、工夫次第で快適に暮らせることは間違いないです。
工夫するのを考えるのも楽しいものです。
狭い家を快適に暮らすには、モノを少なめにすることを心がけること。
モノを少なめにするって、どういう基準なんだろう?
整理収納の講座で学んだのは8割収納と言って、収納スペースに収めるモノは収納スペースの8割までにし、余白を残しておくことです。
減らしても、減らしも、買わないといけないモノがあったり、頂き物があったりと、生活していると常に「モノ」が増える状態です。
家の中に入ってきた「モノ」をいかに早く、要・不要と判断できる目利きが重要だなっと感じます。
どなたでもできるモノを増やさないようにできる一つとして、今すぐできることは「不要なDMはすぐに捨てる」です。
自分が必要と思ってないモノでも定期的に家の中に入るのはDM
例えば、もう使っていない化粧品や衣料品などの通販カタログなど。
今買うつもりはないけれど、あとからカタログを見るだけ見ようと思って、置いているとそのまま放置されていることって多くないですか?
そういうモノは無駄買いにも繋がるので、ポストから取り出して、家の中に入ったらそのままゴミ箱へ直行しましょう(^ ^)
チリツモ効果で、簡単に増えやすい紙類を、はじめから増やさないようにするだけで、モノが増えるのを防ぐことができます。
習慣化してきたら、いろんなモノを見直して8割収納を目指せば、スッキリした部屋に近づけますよ( ´ ▽ ` )
モノがなかなか減らない方は、私も実践したお片付けノートがおすすめです
狭い家の工夫 2.インテリアの色を減らし統一する
出産前までは、アンティーク調でかわいいインテリアに憧れていました。
めんどくさがり屋の私は、モノを動かして掃除したりするのが苦手なのと、センスがあまりよろしくないので、憧れのインテリアスタイルとシンプルだけど清潔感のある部屋を比べた時に、シンプルを目指すことにしたら、暮らしが楽になりました。
どんな風に楽になったかと言うと、多少ですが掃除が楽になったし、モノを管理しやすいので、あれこれ考えることが減り、心に余裕ができたのが良かったんだと思います。
それから、シンプルを目指したので、部屋にある家具やモノの色も統一したり、色の数を2色や3色までに留めると、パッと見た感じゴチャゴチャしないです。
いろんな色を上手に使って見せる収納されている方って、とってもセンスがあって素敵だと思うんですが、私には残念なことにそのセンスがないのと、めんどくさがり屋なのでいろんな色でかわいく見せることを考えること自体がわけがわからなくなってしまい、面倒に思えるんですよね(・・。)ゞ
壁の色が白色のお宅が多いと思います。そんな時は、家具も白に合わせると広く見えます。
インテリアの色を考えるのがよくわからないと思うなら、まずは白で統一するのが広く見える近道みたいです。
狭い家の工夫 3.ほどよく隠す収納
わが家では、隠せるものは程よく隠して、よく使うものは1回の動作で取り出せるように吊るしたり、引き出し収納したりしています。
グラスやマグカップは引き出しに収まるだけの数だけを収納しています。
3人以上の友達が遊びに来てくれた時は、紙コップで対応しています。
紙コップにマスキングテープを貼って、かわいく仕上げたりもしています(時間に余裕がある時のみ。。)
キッチン周りは、調理の時に必ず使うものは出しておいて、あとは隠す収納を心がけることで、ごちゃごちゃに見えないので、狭い家でもスッキリした印象になります。
狭い家の工夫 まとめ
他にも工夫できることって沢山あると思いますが、本日お伝えしたのは以下3つ
まずはこの3つを意識するだけで、狭い家に対してポジティブになれるし、スッキリ見えるようになりますよ。
本日は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました( ´ ▽ ` )