夏休み、春休みなどの長期休暇や、雨の日などお子さんが家で過ごす時間が長い時は、ついついゲームやYouTubeを観たりとダラダラ過ごしがち。
また、インフルエンザやコロナウィルスなど、感染予防対策に伴い外出自粛の時期は、特に親子でストレスがたまることも。
そんな時こそ、お絵かき、塗り絵、工作、お料理など、お子さんのやりたいことを親子で一緒に取り組むのは親子のコミュニケーションもUPに繋がります!
しかし、その前にまず初めて欲しいことがあります。
それは、「親子で片付け」
時間がかかる整理収納作業。小学生までは親がサポート、声かけし、片付けを身につける「しつけ」のチャンスです。
モノを見直し、整理収納作業を行うことで、心もスッキリ晴々した状態で、やりたいことに取り組めるので、楽しさが倍増します!
親子で一緒に行うのではなく、親はあくまでサポート。
親子での片付けがなぜ良いか?整理収納教育士でもあり、小学生ママである私の経験から片付けの効果をお伝えします!
片付けの効果 余白が生まれる
余白というのは、空間だけではありません。心の余白も生まれます。
子ども部屋がモノで溢れていたり、机の上がモノでいっぱいでダイニングテーブルで宿題をするということはありませんか?
まずは、作業する場所を片付け、余白を作ることで気持ちが良いものです。
心がスッキリすると、チャレンジしてみたいことも増え、意欲が湧きます。
心に余白がないと、チャレンジしてみようという気持ちの余裕が生まれません。
家の中もそうですが、余白を作るというのはとても大切。
片付けの効果 選択力がUP
モノを通して、整理を反復することで、「今使っている」「使っていない」と必要と不必要の判断ができます。
反復することで、選ぶ力、選択力が養われ判断力が早くなります。
文部科学省が新しい学習指導要領として公示している「生きる力」の中で必要な要素の一つが選択力だといわれています。
大げかもしれませんが、人生は選択の連続です。今おかれている状況は選択した結果。
悔いのない人生を送るためには、選ぶ力は必要不可欠なのです。
片付けの効果 段取り力がUP
こちらも、「生きる力」に繋がります。
モノが整理できるようになったら、何かをする時に、どのように準備すれば良いかというのも考えられるようになってきます。
つまり、段取り力というのは、先を見通す力ともいえます。
行動する前に先読みするには頭の中が整理されていなければいけません。
その為、必要なモノや物事を選択して準備しておかなければいけないのです。
片付けは情操教育
感情や情緒を育み、創造的で、個性的な心の働きを豊かにするためとされる教育、および道徳的な意識や価値観を養うこと
Wikipedia:情操教育
「片付け」は生きていく上で必要なことで、更に片付け力が高いと、生きる力が鍛えられ、創造的、道徳的な意識や価値観を養う情操教育なのです。
片付けは習い事と捉えて、親御さんが先生となって、お子さんに片付けをレクチャーするのです。
その為に、親子で片付けるというのは非常に重要で、家で過ごす時間の一部を親子での片付けに時間を設けることをお勧めします。
終わりに
親子で片付けを行うことで、得られる効果は絶大です。
親御さん自身も、お子さんに正しく伝える為に整理収納について学べますし、お子さんに伝える、アウトプットすることでより深く学べます。
また、お子さんも大好きなママやパパからレクチャーされることで、絆が深まります。
親子の片付けは、反復しお子さんをサポートすることで、生きる力が育まれるおうちでできる習い事なのです。
本日も最後まで読んで下さってありがとうございました( ´∀`)