こんにちは。
本日は前回の記事の第2部である、夏休みの自由研究に工場見学はぴったりということについてです。
前回は、急遽決まった福岡ヤクルト工場の工場見学が楽しかったことをレポートしました。
そして、工場見学をして感じたのが大人も子どもも楽しめて、しかもお土産までもらえる。
ついでに小学生の自由研究もすれば、めっちゃお得じゃん♫ということ。
工場見学が自由研究にぴったりなことや、子ども任せにせず、親子でどのようにして自由研究を進めればいいかなどを考えてみました。
この記事は小学生の夏休みの自由研究に何をしてらいいかお悩みのお子様やそのご家族の方にオススメの記事になります。
それではいってみましょう〜♫
夏休みの自由研究は親子の絆が深まること間違いなし。親子で取り組もう
「夏休みの宿題、頑張ってね〜」と完全な放置だと、子どものやる気もなくなってしまいます。
小学生はまだまだ、親のお手伝いが必要です。
一人で取り組むのが好きな子も、保護者が見守りつつ「あれ?」と思った時は、お子さんに質問して自由研究の軌道修正が必要なこともあると思います。
時々、自由研究を手伝うつもりが親が必死になりすぎてしまって、結局ほとんど親がしてしまい、明らかに大人が作ったであろう作品を見かける場合があります。これって、もう親の宿題になってしまっていて意味がないですよね。
そうならない為にも、親はあくまでサポートメンバー的存在に徹することが必要です。
その為には次のようなことが大事です。
- とにかく見守り続ける。
- 子どもの意見を聞く。
- 次のステップへ導けるような言葉かけをする。
- 子どもが飽きてきたら励ます。
- ヒントを与える。
- ちょっと課題と違った方向へ進みそうになったら、軌道修正するような言葉をかける
そうすると、子どもの力で作った自由研究が完成します。。
親子で一つのテーマに取り組むことで、お互いの考えていることを議論したり、話し合うことって目標を一緒に達成するので絆が深まります。
また、工場見学が自由研究にぴったりな理由は他にもあります。
- 身近なものを深く知ることができる。
- 企業に質問できる(疑問点がすぐに解決できます)
- パンフレットなどの冊子があるから、自由研究としてまとめやすい。
工場見学をする前に準備をしておくこと。
次に工場見学へ行く前の準備を始めましょう。
1. どこの工場へ行くか決める
一番良いのは子どもの興味がある会社の工場がベスト。
ネットで調べてわからなかったら、直接電話してみましょう。
その時、電話のかけ方などを練習して本人にかけさせてみるのも一つの手です。
熱意が伝われば、普段は見学できない工場も見学できるかもしれません。
この一手間が、他のお友達と差がつきますし、自分で交渉するということも体験できます。
この時も常に親はサポートするよう見守り続けましょう。そばにいるだけで子どもは安心します。
初めてチャレンジしたことが出来ると自信にも繋がるので、あくまで付添人として、言いたい気持ちをグッとこらえて見守りましょう。
興味がある会社の工場が見学できそうになかった場合は、食品関連の工場見学がおすすめです。
職人さんの作る工程が見れたり、試食もできるので楽しめますよ♫
2. どんな目的で行くのか?を考える。
工場見学は全ての企業が見学できるわけではありません。
目的はあとからじっくり考えても問題ないでしょう。
- 企業のどんなところに興味を持ったのか?
- 工場見学をしてどういうことを知りたいのか?
など、自由研究で必要な部分を親子でじっくり話し合って考えてみましょう。
3. 工場についての下調べ
目的が決まれば、あとは工場の情報を調べておきましょう。
- 工場はどこにあるのか?工場の住所や連絡先の確認。
- どうやって行くのか?
- 工場見学の所要時間は?
- どんなものが作られているか?
4. どのような自由研究にするか考えておく
工場見学をしてから、自由研究の内容を一から考えてレポートを書くという方法もありますが、その場合は工場見学中に質問することがなかなか決まらないことが多いです。家に帰ってから、「これを聞けばよかった」ということが出てきます。
そうならない為には、質問する内容を考える為にも自由研究のざっくりとした構想を親子で一緒に考えておいた方があとから考えるより楽です。
これも、時間がかかりますが描いた構想通り進めたりする場合もありますし、進めなかった場合もあります。
計画通りにいかないということも学べる良い機会になるかもしれません。
5. 当日の持ち物チェックリストを作ろう
事前に持ち物チェックリストを作っておくと、当日慌てないで済みます。
大人になってもそうですが、心の準備が出来ている方が、気持ちに余裕が生まれます。
- カメラ、メモなど工場見学で必要なもの
- 工場までの公共交通機関の流れが書いたメモや地図
- ハンカチなどのお出かけ時の基本グッズなど
必要な物を考えてみました。
持ち物チェックリスト
- ハンカチ
- ティッシュ
- ノート
- 筆記具
- カメラ
- ビデオカメラ
- 質問する内容が書かれたメモ
- 自宅から工場までのルートが書かれたメモや地図
- 飲み物
- ビニール袋(ゴミ入れなど、何かあった時用)
- 緊急連絡先の電話番号や住所
- 雨具
質問する内容が書かれがメモは親子で持っておく方がいいでしょう。
もし、質問忘れがあった場合も、親がメモしておけばあとで確認できます。
工場見学スタート。見学中に気をつける点や確認することを忘れないように。
工場見学をする前に、どんなコースで見学するのか確認しておくと、質問忘れなどがなくなります。
気をつけたいポイント
工場見学は混み具合によっては、他の方と一緒に見学することが普通です。
他のお友達や案内してくれる人の邪魔にならないよう気をつけてたいものです。
特に大事なポイントは以下です。
- 撮影禁止の場所ではカメラはしまう。
- 案内してくれる人の話を聞く(質問したい内容が聞き出せるかもしれない)
- 別行動しない(順路から外れたり、機械を触ったりしない)
嬉しくって、興奮していろんな物を触ったりする子や、案内してくれる人の話が退屈で先に進む子、走り回る子などを見かけます。
工場見学に行く前に、上記のことを親がしっかり声をかけておくことも大切です。
工場見学でチェックしておきたい項目
- 原材料は?
- 原料はどこからきているか?
- 工場で働いている人数
- 出荷先
- 完成までの所要時間
- 1日に何個作れるか?
- どのようにして運ばれているか?
- 安全の為にどんなことをしているか?(事故が起きないようしっかり管理されているか)
- 衛生面はどんな工夫をしているか?(消毒方法など)
- 廃材は再利用されているのか?(材料で余った部分をそのまま廃棄しているか再使用されているか)
- どんなことにこだわっているのか?
などなどです。
あとはわからないことはなんでも質問してみよう。
お父さん、お母さん側から「何か気になることはある?」と声かけすると思いついたりすることもあるので、時々子どもに聞いてみましょう。
それから忘れてはいけないのが、写真やビデオカメラでこまめに撮影しておくこと。
帰宅してから、復習するときに忘れていた記憶も思い出せたりします。
工場によっては、冊子を頂ける場合があるので、冊子に記載されている場合もありますが、上記の内容は案内してくれる人が説明してくれることが多いので、しっかり聞いてメモしておくといいですね。
見学が終了すれば、忘れ物がないかチェックし、お礼を言って帰りましょう。
自由研究のレポートのまとめ方
復習する
自宅に帰って、記憶が鮮明なうちに工場見学の内容を思い出し、見学のルート順にノートにまとめてみよう。
記憶が曖昧な場合は写真をチェックすると思い出せたりします。わからないときは大人も一緒に考えてみましょう。
その時に、気になったことを調べられるように印をつけておこう。
例えば、先日体験した福岡ヤクルト工場の場合、原材料の一部である粉ミルク。
この粉ミルクはいつから飲まれるようになったのか?日本ではいつから牛乳が飲まれだしたのか?というのを調べてみても面白いです。
図書館で本やインターネットで調べたりし、学習を深めることができます。
発表する内容を考える
工場見学の内容がまとまったら、お父さんやお母さんに読んでもらい、誤字脱字がないか、不備がないかチェックしてもらうようにしましょう。
その上で、研究発表をしたい理由や発表する際に伝えたいことを考えます。
- 研究したいと思った理由
- 知りたかったこと
- 工場見学の内容
- 理解できたこと
- 感じたことや反省点(あれば)
上記の順番でまとめると、そのままレポートが完成します。
発表内容がまとまれば、あとはどのように発表するかです。
3. 発表方法を考える
ノートにまとめた内容をみんなの前で発表すると、なかなか伝わらないです。
みやすいようにまとめる必要があります。
レポート形式
見出しを書いて、上から下に向かった順番に書いていきましょう。
自分で描いたイラストや写真を多用すると見やすいですね。
最後に、理解できたことや感想を書いて終了です。
新聞形式
家にある新聞を横に置いて、真似てみればいいだけ。
親子であーでもない、こーでもないと話しながら完成するのは後々、良い思い出になるはずです。
4. レポートが完成して終了ではない。
レポートが完成すると、やれやれとホッとしてしまいます。
でも、そこで終了ではありません。
最後に発表の練習をしておくと本番は緊張しないのでいいですよ。
発表しているお子さんの姿をビデオカメラで撮影して、後から親子でチェックすると更に良いです。
大人がプレゼン発表する時と同じです。事前に練習しておくと緊張の度合いが違います。
私も複数の知らない人の前で話すときは、ノープランだと話が脱線しますが、練習しておくと練習した記憶を思い出して、話を進めることができます。
ビデオカメラで撮影すると、色々気づくことが多いです。自分の口調が早口になっていることも多いので、ゆっくり話すよう意識することができます。
自分ではイケてると思っていても、「あれ?こんな感じなの?」と思うことがあるので、ビデオカメラでの撮影、チェックで自由研究の発表の質を上げることができますよ。
調べて、考える、まとめて、発表する。これを親子で一緒にできるのも今だけ。きっと貴重な時間になります。
子どもの夏休みシーズンは親はなにかと大変ですが、大きくなったら一緒に過ごす時間は減ってきます。
思い出作りの一つとして、一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか?
参考になるサイト
以上で工場見学を自由研究にした時のレポートの作り方は終わりです。
最後に参考になるサイトがいくつもあるので、ご紹介します。
夏休み自由研究は工場見学がおすすめ。全国の人気スポットとレポートのまとめ方
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた〜( ´ ▽ ` )/