5歳になってからの娘は、保育園のお友達の刺激もあって、いろんなことに一人でチャレンジ中。
絵本を音読したり、洗濯を干したり、ちょっと難しい折り紙にチャレンジしたり。
いろんなことに興味を持ってチャレンジする娘だが、上手くいかなくてぐずぐずしてしまうことも。
そんな時、わが家ではこんな風に声かけをしているというお話。
思うように上手くできなくて、気持ちがおさまらない5歳児への声かけ
最近はリカちゃん人形の髪を結ぶということにチャレンジ中の娘。
つい昨日のこと、寝る前に布団でリカちゃん人形の髪を結んだあと、解こうとしたら髪が絡まって解けなかった。
上手くいかなくて、「リカちゃんの髪の毛が悪いんよ!もう、リカちゃん嫌い。一緒に遊ばない。ベー」とカンカンに怒って、リカちゃん人形を投げ捨てた。
投げ捨てられたリカちゃん人形は畳の上で、あらぬ方向に首が曲がった状態なのに、笑顔でこちらを見ている。
気持ちがおさまらない娘は、布団の上でバタバタ暴れたり、発狂したり、泣きたいけど泣いてるとこを見られたくないので、枕に顔を埋めてシクシクと泣いたり。。。笑
いつもは「どうしたの?」「抱っこしようか?」って聞くと、私のところへやって来るはずだが、今日は違う。
興奮していて、気持ちがおさまらないようで、私に「嫌っ!」と言って、また足をバタバタしたりと発狂していた。
私は洗濯物を干していたので、とりあえず洗濯物を干すことに。その間、娘は放置。。。笑
7・8分して洗濯物を干し終わっても、まだぐずぐずしている。
私:「何がいやでそんなに怒ってるの?」
娘:「うえーん」
と大泣きするので、抱きかかかえた。
私:「リカちゃんの髪の毛が思うように解けなくて、上手くいかなくて嫌だったの?」
娘:「うん」
私「リカちゃんの髪の毛は◯◯と違って、髪がからまりやすいから難しいんだよ。ママがしても引っかかるよ」
娘:「・・・・」
私「仲良しのリカちゃんに嫌いって言ったら、リカちゃんどんな気持ちがする?」
娘「悲しい気持ち」
私「リカちゃんをポーンと投げてたけど、リカちゃん痛かったんやない?」
娘「・・・・」
娘「◯◯(自分の名前)はリカちゃんにベーして、悪いことしてしまった」とシクシク泣く。
私「リカちゃんはお出かけの時にも連れて行く、仲良しの友達やろ?仲直りしたら?」
娘「・・・・うん。」
私がリカちゃん人形を持って、リカちゃんの代弁をした。
リカちゃん「◯◯ちゃん、いつも私をお出かけの時に一緒に連れて言ってくれてありがとう。車に乗ってお出かけてきて、私嬉しいな。ずっと友達だよ」
娘「リカちゃん、ベーってしてごめんね。」ホッとしたのか、びやーんとまた泣く娘。
「今から、ママがリカちゃんの髪の毛の結び方をまた教えるから、見てて。一緒に練習しよう」と言って、結び方をレクチャー。
娘も早速試してみると、上手く言ったので満足気。髪の解きかたもやってみると、もうすっかりいつもの娘に戻っていた。
思うように出来なくてイライラ、気持ちがおさまらない娘の対処法
わが家場合、5歳の娘は最近こんなパターンで気持ちがおさまらず、感情が爆発することがあります。
①上手くいかなくても、ちょっと頑張る。
↓
②頑張ってもできないとイライラして、怒りだす。気が済むまで暴れる(泣いたり、大声出したり、地団駄を踏む)
↓
③親が声かけして、なぜ怒ってるか聞く(知っていても、あえて自分で説明させるようにしている)
↓
④抱っこして、娘の気持ちを代弁する。
↓
⑤どんな気持ちか?どうすればよかったのか?質問。一緒に考える。
わからないときは答えを2択(嬉しい気持ちか悲しい気持ち。良いことか悪いことかなど)にする質問に変える。
↓
⑥気持ちを代弁して、良い部分を伝える。
こんな風にすればいいんじゃない?と提案してみる。
娘の意見も聞く。
↓
⑦納得し、気持ちが立て直せたら終了。その間ずーっと抱っこ。
抱っこしながら次の遊びを考えたり、娘とイチャイチャする。
③の時に、今回のように気がおさまらない時はしばらく放置したのは良かった。
子どもの気持ちを代弁するというのは、何年も前に観た「すくすく子育て」で尾木ママが言っていた言葉。
代弁することで、「自分の気持ちをわかってくれている」と思い安心するそうだ。
子育てに正解はない。わが家の場合、今はこんなやり方だ。
終わりに
子どもが成長する時に親はそっと応援できるよう、見守れるよう、気づきたいものだ。
でも、親が忙しいと気づけないこともある。
気づいた時に、子どもと真剣に向き合ってお話しすることを繰り返しすれば、成長の手助けができるのではなかろうか。