買わないけど読みたい、図書館へ行くほどのことでもない。
すごく読みたいわけではないが、あると読みたい。
気になるところだけ少しよみたいと思う雑誌が暮らしの手帖なのです。
雑誌好きの私は断捨離するようになってから、なるべく雑誌の購入を控えていたのですが、久しぶりいいなと思える話に出会ったので購入してみました。
土井善晴さんの「汁飯香のお話」で心が救われた
暮らしの手帖はレシピが豊富で広告もなく読み応えたっぷりの雑誌です。
レシピは基本のおかずを丁寧に紹介してている記事もあります。
私は時短レシピや漬け込みレシピ、作り置きレシピと色々試していますが、自分の中では1週間の献立をうまく回せていないこともあったり、食材を買い過ぎていることもあり献立を考えるのが苦手でした。
土井善晴さんのお話はそもそも、日常の食生活にそんなにいろいろなおかずはいらんのんちゃいます?と一汁一菜を提唱。
おかずなしで、ごはん、具だくさん味噌汁、お漬物、この3つで、でええですやんという話でした。
一汁3菜が基本と思っていたので、いつも常備菜をストックして、メインの魚や肉を揚げたり焼いたりと味を変えて食卓に出していました。
献立を決めても、それを食べたくない日はメニューを変えたりします。
家族に人気がなくて余ったおかず。
気に入ってもらえて明日の分まで食べてしまい足りなくなったおかず。
自分の予定通りに献立がすすまない(突然今日はこのおかずの気分じゃない)ことや、仕事が長引いてお弁当を買ったり、おかずが適当になったりすると栄養が偏ってるからダメだと感じたり、自分が納得いく1週間の献立を過ごせなかったりすると、モヤモヤしていました。
私は決まった型があればルーチン化したくて、料理に関しては自分の許容範囲が狭いので柔軟な対応ができないのが結婚してからの悩みでした。
<理想的だと思っていた流れ>
1週間の献立を決める→買い出しする→常備菜を作る→メインおかずのみ前日に解凍などの準備→当日はメインを作るだけ(焼くだけとか、煮物は前日仕上げる)かチンして温めるだけ。
うまくいく週と疲れていて煮物を仕上げるのが嫌になったりすると献立が狂ってきます。
もっと簡単なことはないかなと思っていた時に土井さんのお話の記事を読んだので、悩みはふっとんでしまいました。
おかず作らなくていいんだ!!これだけで、めっちゃ気持ちが楽になりました。
もちろん365日おかずなしではなく、週末の時間がある時に美味しいごはんを作りましょう。
ケとハレで作り分けましょうということでした。
お話しの中にはおいしいごはんの炊き方が掲載されていました。
とても簡単なので少し紹介すると、お米をといてざるに上げて40分置いてから炊くそうです。
40分すぎるとよくないですし、水につけっぱなしもよくないようです。
40分すぎるようなら、袋にいれて冷蔵庫で保管。
朝ごはんを炊く時に前の晩から炊飯器でタイマーする方なら、冷蔵庫で保管したお米を朝起きて、早炊きモードで炊けば美味しくいただけるようです。
詳しいお話しは暮らしの手帖に掲載されていますが、簡単だから読んだその日から実践しました。
ふかふかで美味しかったです。
食材のストックがあるので今日からいきなり一汁一菜を実践できませんが、今ある食材を使い切って週末の献立を考える時にそんなに考えなくて味噌汁の具になる野菜を買えばいいんだと思えるだけで、気持がほんとうに軽くなりました。
サマーパンツの作り方の記事も気になりました。
もうひとつ気になった記事がありましたのでご紹介。
保育園で使うバックの為にミシンを購入しましたが、ミシンで縫うまでにいろいろなした準備をしないといけないのがめんどうででミシンを放置していました。
1年以上使っていないミシンですが捨てる気はないです。
なにか活用したいと思っていたけれど、簡単なレシピでないとミシンを使わないつもりでしました。
この記事のパンツの作り方は2枚のパーツを合わせるだけなので私でも作れそうです。
キッズ用やワイドパンツ用にアレンジもあったので楽しめそうです。
作った時はとびきりのどや顔で報告させて頂きます(=´Д`=)ゞ
暮らしの手帖はていねいな暮らしだけではない
レトロな雰囲気と世界観が大好きな雑誌なのですが、雑誌にあるようなていねいな暮らしをしていない私には記事の内容によっては気後れがして「暮らしの手帖大好きなんです」と言えない自分がいました。
時間がたっぷりある方しかできないことと卑屈に感じていました。
でも、久しぶりに購入してじっくり読んでみると、時間がなくても気になる部分を少しずつ読んで、少し実践すればいいだけなのだとやっと気づきました。
実践しなくてもいいんです、あの世界観に浸るだけでも、十分心が満たされた気持になりました。
その時の気分で読み返すと、時期によっては感じ方も違います。
暮らしに目を向けられるだけでも、私は今少し気持に余裕があるんだ、元気なんだとと感じました。
期間限定ですがこちらで購入すると初回は送料無料で半額で読めるようです。
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました(*´∇`*)