こんにちは。
ひょんなことから、まだ早いと思っていたコンペに応募しました。(結果はまだ)
パワポを使ったことは初めてではありませんが、ほぼ初めてと同じようなもの。
そこで、数冊の本を読みながら資料を作成しました。
その中で役立った本を比較し紹介したいと思います。
1番のお気に入りは「図解 見せれば即決! 資料作成術――3秒で決まるプレゼン資料、ビジネス資料はここが違う」
じっくり読むのが苦手な私。この本はパラパラめくってもわかりやすく読みやすかったです。
この本が一番役立ちました。
「図解 見せれば即決! 資料作成術」の良かった点 5つ
✔ 各項目が見開き2ページでわかりやすい
✔ 右側のページがビフォー、アフターの図解でパッとみてわかる。
✔ 事例が豊富
✔ 即戦力になるテンプレートがダウンロードできる
✔ 作成して終わりではない。作成後のアフターフォローまで行き届いている。
プレゼン資料を作る目的は人それぞれ異なります。
そもそも私は構成の段階でつまづいていたので、資料にはどんなものがあるか具体例をみたかったのもあり、とても参考になりました。
アマゾンでのレビューが少なかったのは何故なんだ?と思うほど、私はこの本を推します!
図解 見せれば即決! 資料作成術――3秒で決まるプレゼン資料、ビジネス資料はここが違う
社内プレゼンの資料作成術
社内プレゼン用の資料作成ですが、シンプルなロジックの組み立て方はとても勉強になりました。
「社内プレゼンの資料作成術」の良かった点3つ
✔ 手書きフォーマットで頭の中を整理できる
✔ パッとみてわかる資料の作り方のルールを細かく解説。
✔ 本番の時の注意点。
読まなくても見てわかるように資料作成の技が凝縮されています。
本番の時に備えて練習は20回はしておくこと、決裁者の左目を見て話す。
沈黙に負けて、補足説明しない。などなど、本番にワタワタしないように事前に知っておいた方が良い情報もありました。
この本は3分で伝わるような資料作成について書かれているので、フォントの大きさやグラフの作り方などプレゼン資料作りの技は役立ちました。
見せ方について考え尽くされた資料作成の本でした。
社外のプレゼン資料作成術
この本は社内プレゼンの資料作成術の姉妹本になりますが、内容は異なります。
上の本は、3分でパッと見てわかる資料。そもそも、資料を見る人は社内なので現状や問題を共有している状態でプレゼンが始まります。
この本は社外なので、営業マン向けの本。
問題がどこにあるかわからない人に向けた資料作成になります。
「社外のプレゼン資料作成術」の良かった点 3つ
✔ ロジックだけでは足りない、心を動かすプレゼン資料の作り方
✔ フォントの種類、フォントの大きさ、カラーの使い方で強調する
✔ キラーフレーズを7回以上繰り返すことで、印象に残るプレゼン
私にはこの3つが役立ちました。
社内プレゼントの違いはシンプル+ロジックに心を動かす、感動を与えるプレゼンにすること。
そのために見やすいスライドの枚数がいっきに増えます。1スライドは6秒くらいと書いてありました。
キラーフレーズとは、言い方を変えると殺し文句のようなもの。決め手となるワードです。
プレゼンの内容を全て記憶に残すことは不可能。その為印象に残る言葉で、もう一度話を聞きたいと惹かれるようなフレーズをなんども繰り返し伝えることで、印象に残るというものです。
伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール
こちらの本はデザインに特化している本。今はこの本の増補改訂版が販売されています。
すでにロジックができている資料をいかに見やすく、わかりやすく作るか。
見やすい資料にはルールがありますよっていう本です。
「伝わるデザインの基本 」の良かった点 5つ
✔ いろんな種類の資料(スライド、ポスター、レジュメ、配布資料)のデザインのルールがわかる
✔ 囲み文字が大事。
✔ 余白で見やすく。
✔ 標準色ではなく落ち着いった色で。
✔ レイアウトの5つの法則
レイアウトの5つの法則は「余白をとる」、「揃える」、「グループ化する」、「強弱をつける」、「繰り返す」です。
この法則はデザインの基本原則で「ノンデザイナーズ・デザインブック」の中でも解説されているようで、とっても大事。
グループ化は囲み文字でグループ化すればより見やすいです。
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
終わりに
4冊の本をパラっと読んで見て、それぞれ良かった点はありましたが、今回の私には「図解 見せれば即決! 資料作成術」が一番役立ちました。ダウンロードできるテンプレートも、私に役立ちそうなモノばかり20点もあるのも良かったことの一つ。
私のようにプレゼン経験がほぼ0に近かったり、全くの未経験の方にはドキドキの資料作成。
何冊も本を読むと、似たようなことが書かれている部分もあり、そこをチェックしておくことも大事だなと実感しました。
資料作成が終わりではなくて、始まりなのです。
本当に大事なのは見やすい資料をどう伝えて、どのように心を動かしてもらうか。
YouTubeのTEDを観て、どんな話し方がいいのか?などを日々、妄想研究中です。
本日も最後まで読んで下さってありがとうございました。