親子で家で過ごす時間が長い時こそ、「親子で片付け」をおすすめするのと、片付けで得られる効果、片付けは習い事だよということを以前お伝えしました。
今回お伝えするのは、実際にわが家で行なっている小1娘(現在小2)の片付けのサポート方法をお伝えします。
結論からお話しすると、
1.どんなことでも褒める
2.必要性を子どもから教えてもらう
3.迷った時だけヒントを与える
4.振り返りをする
5.時間を計る
になります。それでは各項目をお伝えします!それではいってみましょう!
子どもの片付けをうまくサポートするポイント①どんなことでも褒める
大前提ですが、必ず、必要以上に褒めること!
よく耳にするNGワードが、
せっかく片付ける気になったお子さんのやる気を削ぐのは、親であるあなたです。
まずは褒めましょう!
親の主観で決めつけていうのはよくないです。
例えば、こんなかけ声をしてみて下さい!
私はこんな声かけをしました。
「小学校1年生で、こんなにピカピカにしたのは〇〇小学校の中で〇〇ちゃんが初めてやない?」
など、「初めて」とか「一番」とか、すごさを強調するような声かけをしています。小さいうちはこんな声かけでも、本人は照れ笑いしたり、とても誇らしげな顔をし、まんざらでもなさそうです。
否定はしない。「片付けようと思ったこと自体がすごい!」と、超ポジティブになりましょう!
子どもの片付けをうまくサポートするポイント②必要性を子どもから教えてもらう
お子さんが片付けているのを見守るだけで良いのですが、出した物で遊び出したら、全部出すことを手伝ってあげます。
全部出した中で、今使っているものと使っていないものに分ける声かけをしますが、「全部必要」だったり、スペース収まらない量を必要となった場合は困ります。
そんな時は、何故それが必要なのかをお子さんから教えてもらいましょう。
納得する理由なら、「スペース収まらないけどどうする?」とお子さんに相談し、お子さんに決めてもらいましょう。案外、本人も何故必要かわかっていないこともあります。
また、子どもスペースを限定する理由や、「あなたのテリトリーはここ」と決めている理由も伝えると、本人は納得します。
そうすると、「じゃあ、これは要らないや」となることもあります。(うちはよくあります)
分類した後に、さらに必要かどうかを精査をしてもらうと、本当に必要なモノが本人にもわかります。
子どもの片付けをうまくサポートするポイント③迷った時だけヒントを与える
ただただ、親は見守るだけが良いのではありません。
お子さんが迷っていた場合、「何かに悩んでるの?」と声をかけてみると、細かなことに迷っていたりすることがあります。
まずは、俯瞰して「使っているモノ」と「使っていないモノ」に分けてみよう!と声をかけてみたりするのも○。
例えば、机の上にあまりにも飾り用のモノが多い場合などは、見栄えも悪くなるし、すぐにモノが増えてしまう可能性もあることを伝えてみましょう。
机の上には何個まで飾るようにすると、机が使いやすく、新しいモノを飾ることもできるなど前向きな言葉で伝えてみましょう。
上記のような定量についてなどのヒントを与えると、「なんだ、そういうことか」「そっか、それならこうしよう」と子どもは簡単に切り替えることができることもあります。
子どもの片付けをうまくサポートするポイント④振り返りをする
使わないモノ、不必要なモノは、すぐにゴミ袋に入れるのはちょっと待ってください!
処分するモノをまとめて見えるように置いておきましょう。
整理収納作業が終了すると、集まった処分するモノを親子でチェック
「こんなに集まったね」
「使っていなかったモノは多かった?」
「片付けてみてどうだった?」
など、処分するモノを目の前にして、親御さんがインタビュアーになって、お子さんにインタビューし、振り返ってもらいましょう!
すると、何故処分するモノが必要ないのか本人が自分の言葉で語って、自分で気づくという場合もあります。
本人も、処分するモノをみて、片付けられた!スッキリした!という気持ちを体感してもらえるので、振り返りはおすすめです。
子どもの片付けをうまくサポートするポイント⑤時間を計る
時間を計測するには、親御さんにとっても良いですし、お子さんにも良いです。
片付けをスタートしよう!となった時に、今から時間を計るねと伝えし、作業中も「今、何分経過したよ、ここまで進んですごいね!」など、途中で褒めながら時間を伝えたりすると良いです。
もっと良いのは、終了時間を最初にお子さんに告げてもらい、それを目指してモノの整理を進めていきます。
子どもはゲーム感覚で、片付けを進められるし、親御さんは片付けにかかる時間がだいたいわかるので、次回の片付け作業の参考になります。
予定よりも早く終わった場合は、「早く終わったねー!手早かったね!すごい」
予定を過ぎた場合は、「目標時間よりも少し過ぎたけど、じっくりと取り組んでいてすごいね」
と、いずれにしても褒めることは忘れずに。
終わりに
親子の片付けで一番大事なのは、
お子さんが片付けをして「スッキリした」「気持ち良い」「自分にもできた」という達成感を味わってもらうのが大事です。
次もまたやりたい。と思えるようになれば、親が声かけして片付けをしなくても、自然と片付けるようになります。
自然と片付けられるようになるには、ひたすら反復が大事ですが、小さいうちから何度も繰り返しするのがおすすめです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!