最近、kindle unlimitedを利用してから本を読む量が増えました(*´∇`*)
結婚してから本をじっくり読むことが少なかったのと、図書館へ行くと子どもの絵本ばっかり選んで自分の本は月に1・2冊読めればいいほうでした。
kindle購入後は本を持ち運ぶ手間も減ったので、ちょっとしたスキマ時間でも読むようになったので、読む時間が増えたんだと思います。
さて、このブログによく来て下さっている方ならもうご存じだと思いますが、自分で言うのもなんですが、私はちょっとおグズなのです。。。(=´Д`=)ゞ
すぐやれば済むことを先延ばしにしてしまって、ダラダラしちゃったりする悪い癖があるんです。
ちょいグズな私ですが、ブログのおかげで少しずつ変わってきました。
なるべくすぐやるようになったし、先延ばししても必ずやれるようになってきました。
続かない私はやっぱりダメな人間だなんて落ち込んでいた時もありましたが、今は続けられるコツもつかんできました。そしてグズな自分も愛せれるようになってきました。
グズ=自分がだらしないと思っていましたが、どうやらそうでもないようなことを最近知りました。誰だっていつでも変われるんだと元気になった本をご紹介します。
以前紹介した続ける関連の本のご紹介はこちらです
習慣を変えるのは脳を変える、鍛えること
世の中にはいつの間にか「良い習慣」を身につけて、次々と夢を叶えていく人がいれば、いつまで経っても「悪い習慣」から抜け出せず、自己嫌悪を陥ってばかりの人もいます。
引用:何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ
はい、その通りです。。(;-_-) =3まさにコレ!
「悪い習慣」も習慣なのでなかなか変えるのが難しい。
これも思考のくせだったりするようです。
この本はなかなか変えれない習慣や悩みを、最新の脳科学の研究を元に解決しようとされている本でたくさんの研究を引用されているので、とても信頼できる内容でした。
脳は習慣化すると省エネモードに切り替わる。
最近の研究でわかったことは、人は自分で思っているほど考えて行動していないという事実です。ひとたび行動が「習慣化」されると、脳はいちいち考えて判断せずとも、少ない労力で最大の効果が上げられるように活動します。
引用:何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ
習慣化するといちいち考えなくてもよいので、エネルギーは最小限で済み、すぐに行動に移せれるようになるようです。
食後の歯磨きや起床後のトイレなどがこれです。
ということは、悪い習慣も良い習慣も習慣化すると、いちいち考えず体は動いているような感じでしょうか。
自分が考えて行動しているのは10%以下
1日あたりの人がどのくらい決まった行動、すなわち、習慣にそって行動しているあをの解析しました。すると、習慣による行動は90%もあることがわかってきたのです。ということは、自分で考えて行動するのは10%以下。つまり、習慣が人の行動のほとんどを支配していたのです。
引用:何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ
研究の結果でわかったらしいのですが、仕事の日なら何時間おきにトイレにいっているか、メールをチャックするかなどもだいたい決まっているそうです。それも習慣になります。
たしかに、段取りよくしたいので事前に決めて娘の送迎や朝の準備などしています。
自分がしていた行動は習慣だったんですね。
なかなかやめられない癖も「悪い習慣」になっているんでしょうね。
私場合、若いころは夜更かしした次の日は仕事に行きたくなくグズモード全開でした。
いつもより遅く起きてしまってやる気がでなくて、グダグダするパターンです。
習慣化するには200回以上の実践と60秒ルールが大事
良い習慣を身につけた状態にするには脳が省エネモードでその行動を行えるようになることです。
そこまでいくには、220回~280回ほど繰り返し学ぶと、脳のやる気回路の活性がピークに達して省エネモードでいちいち考えずに勝手にできるようになるそうです。
習慣化には3週間や90日かかるなどと聞いたことがありますが、けっこう根気が必要みたいです。
200回以上続けるためには、どうすればいいか?
完璧主義の人は、できるだけ完成された状態で行動に移りたい気持ちがあると思いますが、まずはすぐに行動できるようにして、慣れてきたら少しずつ手間をかけるようにするほうが、習慣化しやすいということです。
引用:何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ
何をやっても続かないと自分で感じる人は、完璧主義なのかもしれないです。
習慣化するまでは、自分でやろうというやる気がないと行動を起こすことができず、行動をおこしやすいように環境を作ったり、目標を設定するのがいいみたいです。
その方法はこちらの本がわかりやすいです。
人が習慣をかえるときには、アクション後60秒以内の反応が大切ということです。
引用:何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているから
行動を起こしてから60秒以内に脳に「快」の刺激を与えると、やる気を持続することができるそうです。
私は何度も、早起きにチャレンジしていますがなかなか続かないでいましたが、続けられるようになってきました。この話はまた後日別の機会にお話ししますね。
私の場合は、目標設定が高かったので、OKレベルを低く設定するだけで「快」の刺激が得られているように思います。
習慣にはまると楽しくなる
本では続けるためにスタンプカードを作って、ご褒美を設定する方法もおすすめのひとつとしてありました。
これは一時的なもので、行動を繰り返しするうちに意欲が湧いてきて、いつのまにかご褒美がなくても行動自体が楽しみになってくるそうです。
それを超えると、脳が省エネモードになりいちいち考えなくても、体が動くようになるようです。
ほかにも依存症の脳についてや、やめたい行動を断ち切る方法や誘惑に打ち勝つ方法などありました。
それからネット依存で脳が変化することも知りました、私自身もそうですが娘を持つ親としてもなるほどなと参考になりました。
身近な人の行動を変えるには「アメ」と「アメなし」
この本では自分が変わるのと相手も変えることができるヒントがあります。
いくつかありましたが、私が気に入ったのは「アメとムチ」ではなく、「アメとアメなし」
子育ては叱ってはいけないと最近よく聞きますが、叱られて育った私としては叱るときはしからないと伝われらないと思っていました。時と場合によっては必要と今も感じています。
本では叱らないアメフトのコーチの話をしていました。
4歳のうちの娘の場合で言うと、散らかったおもちゃを「片づけなさい」と叱ってはいけないということ。
片づけてとお願いして片付けができたなら、60秒以内にすぐに「一人で片づけられたの!すごいね!かっこいい」と褒める。
片づけせずに、放置の状態だと「なぜ片づけないのか?」訊ねて理由を聞いてから「今日は一緒に片付けよう」とできないときは褒めないだけ。
「なぜ片づけないの?そんなことじゃお姉ちゃんになれないよ!小学生になれないよ!」などと脅すような叱り方はしないようにしています。
私も人間ですし、一番はじめにお伝えした通りおグズ気味なので感情的になることもあります。そんな時は素直に「さっきは怒って悪かった」と謝ります。
あとは、道路の飛び出しなどしてはいけない時は行動は否定しても絶対に人格を否定しないようにだけは心がけています。
習慣に関する名言集
この本には習慣に関する名言をを各章の最後で紹介していました。
その中からいいなと思ったことや、私が見つけた有名な名言を集めてみました。
一家は習慣の学校なり。
父母は習慣の教師なし。
而してこの習慣の学校は教育の学校よりも有効にして、実効を奏す
福沢諭吉「成功の知恵」
習慣はあなたによってつくられ、表面化した潜在意識の働きです。
それはあなたの人生を大きく左右するものです。
ジョセフ・マーフィー
有名な人と普通の人を分けるのは、何かに打ち込んだ量の差だと思う。
イアン・ソープ
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザー・テレサ
人に勝つより自分に勝て
嘉納治五郎
心が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 変化するには、 古い習慣を新しい習慣に置きかえねばならない。
W・Aピーターソン
習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。
ウイリアム・ジェームズ
何かぐっとくる名言はみつかりましたか?
最後の章では、脳の鍛え方がありました。脳は大人になってからも変わることができるようです。
脳を鍛えれば変われるということをこの本以外の本でも紹介されていたりします。
習慣を変えられない性格は、育った環境や持って生まれた性格にも原因があると思っていました。もちろん、影響はあると思いますが脳を鍛えることでいつでも変えられるということがわかり励みになりました。
私のように習慣を変えたいけれど、なかなか変えられない方にはおすすめの書籍です。
kindle unlimitedの対象の本ですので、気軽に読めれますよ☆彡
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました(*´∇`*)/