朝、子供が思うように準備しないとイライラしますよね。
時間が足りなくて、本当は自分でしてほしいことも親が手伝ったり、「早くして」と急かしてしまったり。。。
私も娘が予定通りに行動してくれないと、イライラしていました。
それに、イライラをぶつけられた娘も、なんだかかわいそう。
朝、親に無理やり起こされて、大きな声で「時間ないよ。早くして」って言われても、なかなか行動できないものです。
かといって、子供のペースに合わせていたら、遅刻しちゃう(何度か遅刻したことあります)
なんとかイライラせず、朝の身支度をスムーズにする為に、色々と試しているうちにわが家にあったやり方が見つかりました。
本日は平日の慌ただしい朝に、子ども(未就学児)の身支度でイライラしない私の工夫を5つご紹介します。
目次の「終わりに」のポイントを読んで頂くだけでも、この記事の内容がわかるようになっています。
忙しい方はそちらをどうぞ。
それではいってみましょう〜( ´ ▽ ` )
子ども(未就学児)の朝の準備にイライラしない工夫1 <起床の声かけ時間に幅を持たせる>
そもそも、朝の身支度にイライラしてしまうのはお母さんが忙しいから。
朝ごはんの準備やお弁当の準備、その間にやれるだけの家事をこなしたりしていると、ついつい子どもを起こすのを忘れてしまったりしませんか?
以前の私はまさにそんな感じでした。
朝からバタバタ動いていると急にまだ起きていない娘に「いい加減に起きなさーい!!」というように、勝手にキレ気味になって声かけをしていました。(反省)
子どもの立場になって考えてみると、「はぁ?寝てたのに、なんでいきなり怒ってるの?」ってきっと思っていたでしょう。
当然、娘は不機嫌になることもあり、終始ぐずって出発時間が遅れることもしばしば。。。
朝にバタバタ動かないよう、家事を詰め込まないようにしたり、私自身早起きにチャレンジするようになりました。
そうすると、心も時間にも余裕が生まれて、起床の声かけ時間に幅を持たせてみました。
わが家の場合、7時に起きてほしいので、6時45分に声かけ開始。
遅くても7時15分には起きてもらうようにしています。
私自身、朝のバタバタでイライラしていないことも、子どもにはとっても良い影響だったんでしょうね。
まずは自分が変わることなんだなと実感しました。
起床時の声かけもアラームのステップ音のように、始めは優しく、耳元で声かけして、揺すったり、電気をつけたりして気持ちよく起きてもらえるように工夫しました。
それでも起きない場合はだんだん声が大きくなっていきます。「おーい起きる時間だよー」
それでも、起きない場合は抱っこして、「どうして起きないの?」って聞いてみたり、どうやったら起きるか話し合ってます。
家事や自分の身支度の合間に、娘の布団を覗き込んだり、布団を揺すったり、着替えを置いてみたりと色々しています。
子ども(未就学児)の朝の準備にイライラしない工夫2 <カウントダウンで、楽しく準備>
色々な声かけをして、やっと起きてもなかなか着替えてくれません。
特に冬は寒いので着替えたがりません。
起きていても、布団にもぐったままの時もあります。
そんな時、私は「10数えるうちにお布団から出てこれたら、脱ぐのを手伝うよー」や「5数えるうちに、上のパジャマを脱いでみよう」など。
カウントされると、時間内になんとなくやってしまいたくなる気持ちを利用して、いろんな声かけをしています。
そうすると、おもしろいからほぼ、布団から出てきたり、必死になって着替えたりします。
カウントダウン方法は、いろんなことを促すのによく使っています。
もう少し大きくなると、カウントダウン方法に面白味を感じず使えなくなるかもしれませんが、小学校に上がる前くらいの子には、まだまだ有効です。
このカウントダウン方法は、大人の私も自らに使ったりします。
「いつまで」と締め切りが決まっているので、クリアしたいから必死になるのでゲーム感覚のようで私は楽しいです。
子ども(未就学児)の朝の準備にイライラしない工夫3 <着替えは親と一緒に競争する>
毎日ではありませんが、子どもの気分に合わせて着替えの競争をしています。
起きているけれど、なかなか着替えない時は「ママと着替えを競争します。よーい、はじめ!」と言って、私が着替え始めると、負けたくないから、むくっと布団から出てきたり、ぼーっと座っていたのがシャキッと素早い動きで着替えます。
急に「今から競争だー」と言って、娘からいきなりの挑戦状を叩きつけられる時もあります。
着替えの競争も、「上の服だけ」とパーツごとの競争や「今日は全部」とか日によって競争するパーツや時間を変えてます。
どうしてもグズグズしている時は「上の服を手伝うから、ズボンの着替えを競争しない?」と提案したり、子どもが納得することを提案するようにしています。
あとは、「ママがおトイレに行ってる間に、保育園の準備を完成してみよ。よーい、どん!」と、同じ行動で競争しない場合もあります。
これもよく使っています。
食器洗いや、洗濯物をたたんだり、干したりの時間を利用して娘と競争したりしています。
子ども(未就学児)の朝の準備にイライラしない工夫4 <起きる時間を意識させる>
すっごく簡単なことですが、意識づけの為に起きる時間を寝る前に伝えています。
「〇〇ちゃん、明日は7時に起きようね」
「〇〇ちゃんは、毎日7時に起きると、ゆっくりご飯も食べて、テレビもみる時間があるよ。」
「それに、起きてくれたらママも助かるな〜」
っと、この時間に起きるメリットを知らせておくと、起床時の声かけの時の思い出して起きてくれることもあります。
まだはっきり時計が読めない娘には、時計のイラストを見せています。
時計がわからない未就学児の場合、時間の感覚がなかなか掴めないので、事前に起きる時間を伝えるだけも違ってきます。
突然、「〇〇ち(自分の名前)は7時が起きる時間だよー」と他のお友達に話してるのを見かけたことがありました。
粘り強く何度も「〇時に起きようね」という声かけは効果があったんだと実感。
子ども(未就学児)の朝の準備にイライラしない工夫5 <出発時間の幅を持たせる>
起床時の声かけに留まらず、「顔洗った?」「歯磨きした?」「園服着た?」など都度声かけしています。
それでも、ぐずる時は抱きしめたり、ゆっくり話を聞きます。
いつもは8時に家を出たいですが、8時20分までは娘に付き合うようにしています。
このスタイルに辿りつくまでは時間がかかりました。
何度も、娘のぐずりに私がイライラしたり、「早く、早く」と急かしすぎて娘が怒ってしまったり。。。
仕事に遅刻するから、焦ってしまいいつも以上に怒鳴って、娘を泣かせてしまったこともあります。
泣かせてしまったことに、自分自身へこみ、娘と一緒に玄関で泣いたこともありました。
色々やってきて、このスタイルが今は合っている感じです。
泣いたことをきっかけに、会社には迷惑がかかるけど遅刻してもいいやって気持ちになりました。
遅刻覚悟で、子どもと向き合うと、遅刻ギリギリでも職場になんとか間に合うんです。
不思議でしょ??笑
ギリギリ、遅刻しないんです。
育児書で読んだ「お母さんが落ち着いていれば、子どもの落ち着く」っていうのを実感しました。
「あれ?なんか今日ぐずってない。」と思ったら、私自身が落ち着いていたりします。
終わりに
未就学児の朝の身支度は、どうしてもイライラしがち。
親が慌ただしく、イライラしているとその気持ちは子どもに伝染してしまいます。
それに加えて、子ども(未就学児)の起床、着替え、身支度は本人もやる気スイッチが入らないと、行動してくれません。
親が焦らずゆったりした気持ちで接することで、やる気スイッチが入りやるくなるのを実感。
私が紹介した5つのポイントを意識してみることで、今より少し楽になるかもしれませんよ。
わが家の場合、私自身も早起きをしだして、心に余裕ができたことはとても大きかったです。
娘も5歳なので、子供自身成長している部分も大きいです。
月齢に合わせて、親が手伝う部分、子どもに頑張ってもらう部分などもあらかじめ書き出して、朝の大まかなタイムスケジュールを決めておくのも良いでしょう。
あくまで私の工夫なので、参考にしてもらえると嬉しいです。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!