ノート術のハウツー本は色々あります。雑誌にもメモ術の特集とかよくありますよね?
メモ術を読んでいる時はすごく良いんです。テンションも上がって雑貨屋さんにかわいいノートを買いに行きます。
そして、鼻息荒く意気込んでも、「複雑すぎてうまく使いこなせない」や「長続きしない」でしょんぼりすることがこれまでに何度かありました。
その中でも1年くらい前から実践していて、すごく気に入っているメモ術が「100円ノート『超』メモ術」というものです。
読んでみると「超簡単」「誰でもすぐに始められる」「自分の考えがまとまる」ので、超簡単なのに頭の中のモヤモヤが解決できるんだと知り、速攻開始!
今では、手帳とセットで欠かせないノートになりました。
オススメの理由は家にある使っていないノートで始められること。
自分の考えやパッと思いついたアイデアをメモするだけ。
あとは少しの工夫だけで、気づけばジャンルごとに検索しやすくなっている、自分だけのオリジナルノートになっているのです。
忘れっぽくて、グズ気味ワーママの私が、めっちゃ推してる100ノートメモ術、やり方と、私のオリジナルルールを公開しちゃいます!
それではいってみましょう〜!!
100円ノート『超』メモ術のやり方
1.どこにでもある100ノートを用意します。(写真はセリア)
なんでもいいんです。家に眠っていた使いかけのノートとかそういうの。
ページの端をカットします。
2.インデックスを作ります
一番後ろを赤丸のようにカットします。
一番後ろのページに、ジャンルを書いて、黒く塗りつぶします。
3.書きたいこと、メモしたいことを書きます。
ポイントは、書きたい項目を一つ。私の場合、面白かった本のまとめや感想、ブログの記事にしたいこと、どんな風に記事にしたいかなどの図を書いたり、思っていることを書いたりしています。
書き終わったら、タイトルと日付を記入。
自分で作ったインデックスのどのジャンルになるか考えます。
後ろのインデックスと同じ高さの部分を塗りつぶします。(左に黒い四角マーク)
この写真の場合、本の感想と、ブログ記事にも繋がるので四角印は2個つけています。
4.最後に右端部分をカットします。
カットすることで、まっさらな新しいページをすぐに開くことができます。
ペラペラしなくていいんです!この一手間がいいんです( ´∀`)
5.検索方法
メモをしたら、毎回ジャンルごとに印をつけることで、一番後ろのページに作ったインデックスと、同じジャンルのことを探せます。
後から、自分が書いたメモを探しやすくなります。
以上がメモ術の方法です。
ノートとペンがあればすぐにできてしまいます。
100円ノート『超』メモ術のここがスゴイ!!
自分の考えているジャンルがわかる
興味があることをメモするので、気づけば自分が好きなジャンルがわかる。つまり、自分を知ることができます。
付箋でメモして手帳に貼っても、粘着力が弱くなったり、探すのが大変になっていることがあります。
でも、このノートなら1冊のノートにメモしているので、探しやすいし、付箋のように剥がれて失くなることはないです。
思いつた時にすぐに書き込める、脳の外付けHDのようなもの
このノートは、本にも紹介されていましたが、パソコンでいう外付HDと同じ役割です。
とりあえず、メモしておく。
忘れっぽい私は、いいな!と思っても、すぐに忘れてしまいます。そういう時に便利いいです。
大事な用事や電話は手に書いておかないと、忘れがちなので、ちょっといいなと思ったことや、本の感想などはメモするようにしています。
日付順に並んでいるので検索しやすい。
古いメモは表紙側にあります。
後ろの検索ページから、気になるジャンルを探すので、新しいメモが手前になっているので探しやすいです。
古いメモには不要なものがあり、不要なメモからパラパラめくると面倒ですが、検索する時は新しいメモが手前になっているので、自分の記憶とジャンルでなんとなくこの辺っていうのがわかってきます。
ジャンル分けしなくても、簡単に検索できる。
黒い四角の印をノートの端につけているので、ジャンル分けしなくてもすぐにわかります。
後ろのページで書いたインデックスと、メモに印をつけるので、横の高さが同じなのが、同じジャンルになります。
ですから、ジャンルを分けてノートを書く必要がありません。
書くことで、思いを吐き出すので頭がスッキリする
書くことが、脳も心もスッキリします。
「手を使って書くことは、パソコンやケータイで文字を打つことと大きな違いがあります。自分の気持ちを考えて書くことは、心のストレスを軽減する効果がある。そして、心を安定させる脳内物質を活性化させる助けになります」
書くのが面倒だと思い、ついついスマホやパソコンで入力してしまいがち。
入力するより、直感を図解や気持ちを書いたり、考えをまとめるために、モヤモヤを書き殴ると、スッキリします。
100円ノート『超』メモ術はどんな人におすすめ?
書いて覚えるタイプの方や、私のように頭の中でこれからのことをもわんと想像したり、仕事の効率化を考えたり、となんでも色々考えてはすぐに忘れてしまう人におすすめです。
他にも以下のような方がおすすめです。
- メモ魔の方・・・・・・・その都度、付箋で書いたメモをジャンルごとに分けて貼り付けるのも良い方法です。
- 思考を整理したい方・・・今日やること、明日やること、数ヶ月先にやること、仕事のこと、家事や掃除のことなど、日々のことなどなんでも書く。
- 自分を見つめ直したい方・・・イラだってしまったこと、悲しいと思ったこと、嬉しかったことをジャンルごとに気持ちを書くのにおすすめです。
- 忘れっぽい、学んだことをあとで確認したい方・・・学んだことや、これは書き写しておきたいということを今すぐ書く。
- 色々なことがすぐに思いついては消える方・・・「あっ!これいいな!」っと思ったアイデアは、アイデアが消えないうちにすぐ書く。
- ブログを書いている、ライターさんなど執筆作業をされている方・・・記事を書くにあたって、あらかじめ文章の構成を考えるために書く。
100円ノート『超』メモ術にオリジナルルールを加えて、さらにノートをカスタマイズ
ここまで、読まれてどうですか?
すぐに取り組んでみたいと思われたでしょうか?
私が実行しているオリジナルルールを加えると、さらにメモが整理されます。
それは、メモのページをあらかじめ、1項目を見開き2ページにするというルールを付け加えるだけです。
こんな風にタイトルと日付を記入し、書き込みますがスペースが余る場合があります。
関連することなら、後から追加で記入したり、付箋を貼ったり、図を書いたりと足しています。
ゼロ秒思考のメモ紙と組み合わせると最強のノートになる
「ゼロ秒思考」という本をご存知ですか?
ゼロ秒とは、 すなわち、瞬時に現状を認識し、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。
中略
メモ書き」は、こわばった頭をほぐす格好の柔軟体操であり、頭を鍛える手軽な練習方法だ。
頭に浮かぶ疑問、アイデアを即座に書き留める、頭がどんどん動くようになり、気持ちも整理されるようになる。自意識にとらわれ悩むことがなくなっていく。
「メモ書き」により、誰でも、この境地にかなり早く到達できる。自分でも驚くほど頭の回転が速くなる。
具体的には、A4用紙を横置きにし、1件1ページで、1ページに4-6行、各行20字-30字、1ページを1分以内、毎日10ページ書く。したがって、毎日10分だけメモを書く。
ゼロ秒思考のメモ書きと100円ノート『超』メモ術を組み合わせると、私の中では最強になります。
見開き2ページルールを設けているので、一つのタイトルに書き込む量は限られています。
だから、例えば読書感想などは要約して、まとめる必要があります。
そういう時に、良かった点、学べたと感じた点をピックアップし、なぜそう思ったのか?などゼロ秒思考のメモ書きで自分の考えを深堀していくんです。
思考を深堀りすると、だんだん思考が整理されていき、自分の考えもまとめられます。
なんとくなくメモしていることと、考えを整理した上でノートにまとめることでは、後者の方が断然読みやすくなります。
100円ノート『超』メモ術が向いていない人
100円ノート『超』メモ術をめっちゃ推しているんですが、向いていない方もいらっしゃいます。
考えや、まとめたことをきちんとジャンル分けしたい人
1冊のノートにまとまっていて、持ち運びは楽チンですが、きちんとジャンルを分けて保管したいという方は、向いていないです。
ノートの内容をキレイにまとめたい人
上記で説明した、ゼロ秒思考のメモ書きを組み合わせると、ノートはキレイにまとまることが多いです。
全てのページをキレイにまとめ書いて、イラストや図解もつけてきちんと見やすいようにしたい方には向いていないです。
基本は思ったことをざざっと書き留めるノートなので、全てのページを清書するノートではないからです。
100円ノート『超』メモ術まとめ
最後に、メモ術のやり方、メモ術のここがスゴイ!をまとめました。
100円ノート『超』メモ術のやり方 ポイント
- どこにでもある100ノートを用意します
- 最終ページにインデックスを作る
- 裏表紙をカットします。
- 見開き1ページにメモを書き込む
- タイトルと日付を記入
- 左端に同じジャンルの行に四角くマークする
100円ノート『超』メモ術のここがスゴイ!
- 自分の考えているジャンルがわかる
- 思いつた時にすぐに書き込める、脳の外付けHDのようなもの
- 日付順に並んでいるので検索しやすい。
- ジャンル分けしなくても、簡単に検索できる。
- 書くことで、思いを吐き出すので頭がスッキリする
メモ術を実践してから、自分で書いたメモをよく読み返すことが増えました。
何かあった時も「確かノートにメモしていたな。」と思って、検索することも多いです。
その時に、検索にとまどることなく、すぐにメモを探せるので、便利なのを実感しています。
本日も、最後まで読んで下さってありがとうございました!