ミニマリストブームが少し落ち着いてきた頃、次のブームなのか
「捨てなくていい収納」というのを耳にしたことがあります。
モノが多くても、家が狭くてもアートのように飾る収納という考えかもあるようです。
それってどういうことでしょう?
私は「捨てない」なんて、考えられないです。
なぜかというと、私自身が片付けが苦手だった人間でした。
大量のモノを整理(分けて不要なモノは捨てる)したから、今があります。
ショールームのようなモノが少なく、見た目がスッキリした家ではありませんし
散らかることもあります。
でも、モノの指定席が決まっているので、すぐに片付きます。
指定席の場所にモノが溜まってきたら、定期的に整理しています。
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買う量と捨てる量のバランスが悪いと、モノが増えてしまい、暮らしにくくなります。
また、私と同じような先延ばししがちで、怠け者さんには、
見せる収納は、非常に難しいです。
なぜなら、片付けたあとは、モノを同じ場所に戻して、
散らからないようにすることと、
維持できるよう、掃除も必要です。
見せる収納の場合、埃がたまりやすく、一度モノをとりあえず置くと
どんどんモノを置いていってしまい、アートのように見せていた収納は
ただのモノが集まっている場所になるだけ。
見せる収納をしたいなら、モノの指定席を決め、散らからない
暮らしを定着させるのが必要。
人生100年時代と言われている今。
沢山のモノを抱えることで、自分の暮らしを自分で苦しめるようなもの。
環境省のデータによると、1日あたりの家庭ゴミの量は一人当たり、700g(全国平均)
少ないように感じるかもしれませんが、1ヶ月当たり21kgのゴミが溜まります。
データをみると、モノを捨てない片付けというのは、
特殊なパターン以外、ごくごく普通の一般家庭においては、難しいでしょう。
片付けは貯蓄やダイエットと同じように、毎日少しずつモノを減らすこと。
これを習慣にすることで、振り返ると大きな結果が得られ、
モノに惑わされない心豊かな暮らしができますよ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました( ´ ▽ ` )
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